高校野球なんでも情報@管理人のジュンです!
本日は甲子園の豆知識について書いていきたいと思います!!^^
甲子園の豆知識あれこれ
①甲子園の土を持って帰る風習
甲子園では、負けたチームが、袋に甲子園の土をかき集めて、持って帰るシーンがよく見られますよね??
それでは、はたしてそれはいつごろから始まった風習なのでしょうか?
諸説あるのですが一説によると
(1)1937年、夏の大会に出場した熊本工高校の川上哲治氏が最初に持ち帰った説や
川上哲治氏
(2)1947年から夏の甲子園で2連覇を達成した小倉中等学校の福嶋一雄投手が第1とういう説もあります。
悲劇なのは1962年夏。
沖縄代表の首里高校ナインは那覇港に到着すると「甲子園の土を捨てなさい」
と指示されました。
当時の沖縄まだアメリカ領。
米国の法律では外国の土は持ち込めなかったのです。
首里高校ナインは泣く泣く思い出の甲子園の土を捨てたのです。
その話を聞いた他県出場校の有志が集い、
甲子園の土で作った皿を贈りました。
そして甲子園での健闘を讃えました。
敗戦校が土を持って帰るシーンは今となっては定着していますが
あの甲子園の土は鹿児島産など数種類の黒土と砂をブレンドし作製しているそうで、年間4tが補充されているそうです。
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甲子園の土について、調べていると、甲子園の土を入れる用の小瓶や
※注(土は入っていません。笑)
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甲子園の土という漫画がありました!笑
②甲子園の芝
続いて2つ目の豆知識です!
みなさま、センバツ大会と夏の大会では外野の芝生の長さが異なる事は知っていましたか??
そのため戦略の立て方も異なり、外野手の守備力も問われることとなります。
甲子園球場は阪神タイガースの本拠地でもありますが、
そのために春先は外野の定位置がハゲてしまうことなく、
丈夫な芝生が育つように
グラウンド整備をする阪神園芸は
新しい芝生を補充し少し固めにしておくそうです。
そうすることで夏の大会よりセンバツの方が外野を転がる打球が速くなります。
逆に言えば夏の大会は
芝生が成長しているので長くなった分、
打球を失速させるので
打球が外野手の間を抜く打球に追いつく可能性も高くなるのです。
球場の特徴をよく知ることも試合を勝ち上がる大きな要因になると思います。
龍谷大平安高校は今回の第100回記念大会で、春夏甲子園合わせて100勝を達成しましたが、こういったことまで知り尽くしているのでしょうね^^
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③新たな試み タイブレーク制
最近では高校野球でも様々な新しい試みがなされています。
その中でも大きく変わったのがタイブレーク制の導入です。
タイブレーク制とは2018年センバツ大会から導入されました。
そして今大会である、第100回記念大会から夏の甲子園でも適用となりました。
タイブレーク制を簡単に解説すると、
延長13回に突入した時点から、
ノーアウト1塁2塁から試合を再開するというものです。
ここでは、前のイニングの何番バッターで終わったかも鍵を握ることになります。
例えば前イニングに2番バッターで攻撃を終了したとしたら、
1番バッターが2塁走者、そして2番バッターは1塁走者となり、
3番バッターが打席に立つことになります。
このルールは投手だから免除ということはなく
投手でもランナーになる可能性があります。
人為的な措置でそれまでの試合の流れを遮ることが、
導入反対者の主な理由でした。
しかし、前年春に延長15回引き分け再試合が2試合もありました。
タイブレーク制は、日程や球児の負担を考えるとやむを得ないルール変更だったのです。
過去10年の甲子園大会808試合を調べると延長戦は78試合。
タイブレーク制の対象となる延長13回以降は10試合のみでした。
割合で言うと約1.2%の割合です。
作戦の選択肢はたくさんあります。
重盗、エンドラン、バントなど。
好投している投手でも
この急なシチュエーションに混乱し、一気に崩れ落ちる可能性だってあります。
昨年の夏の甲子園では劇的になタイブレークの結果となった試合があります。
星稜(石川)対 済美(愛媛)の一戦
先行の星稜高校はフィルダースチョイスとスクイズで2点をとりました。
その裏、済美高校は絶妙なバンドが内野安打となり
ノーアウト満塁の絶好のチャンス。
そこで1番の矢野功一郎選手のライトポール直撃の逆転サヨナラ満塁ホームラン。
壮絶な結末となりました。
本日も読んでいただきありがとうございました!!
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