皆さんプロ野球といえば、何を思い浮かべますか？
まず思いつくのは選手、監督、コーチだと思いますが、試合を盛り上げるのに欠かせないのが…そう！「ウグイス嬢」の存在です。
プロ野球の場合、ウグイス嬢は球団や球場の職員が務めることがほとんどで、イントネーションや話し方などでずいぶんと印象が変わってきます。今回は私が1番印象に残っているウグイス嬢のアナウンスを紹介したいと思います。
ウグイス嬢の役割
小さい頃初めて「ウグイス嬢」と聞いた時は、小鳥でも鳴くのか（笑）？と思ってしまいました（汗）
…と言うわけではなく、ウグイス嬢の役割は、スターティングメンバーや選手交代、打席に入る選手の名前を場内アナウンスすることです。いわば野球の試合の進行役といっても過言ではありません。
そしてウグイス嬢は、場内アナウンスという役割だけでなく、「選手の交代をお知らせします！」という盛り上がりを演出する重要な役割を果たしています。一見、場内アナウンスはどの試合も同じように聞こえるのですが…実は注目を集めているウグイス嬢もいるようです。
ちなみになぜ「ウグイス」なのかというと、美声で仲間を呼び寄せる鳥の鶯(ウグイス）に由来するため「ウグイス嬢」という名をマスコミがつけたとのことです。現在ではスタジアムアナウンサーとも呼ばれています。
ウグイス嬢が杉谷いじり！？
皆さんの記憶に新しいのは、杉谷拳士選手への場内アナウンスではないでしょうか？
現在はプロ野球界を引退した元日本ハム内野手の杉谷拳士選手ですが、西武の本拠地ベルーナドームの試合前練習でウグイス嬢にあるお願いをしたことをきっかけに、ウグイス嬢による杉谷選手の紹介が注目を浴びるようになりました。杉谷選手の話によると、
「栗山（英樹）監督の時に地元近くでの西武戦がシーズン最終戦。その時、栗山監督から『今日は出ないよ』って言われて…最終戦なので招待券で友達をすごい呼んでいまして、２０枚ぐらい出していたですよね」と友達を沢山招待したにも関わらず欠場を言い渡されたそうです。
そこで、何とか練習前だけでも目立てないかと杉谷選手は西武のウグイス嬢、鈴木あずささんに相談。友達がたくさん来ていますので、（出身中学の）『大泉西中』っていうワードをもし時間があれば、言ってもらえませんか』とお願い。そこから、西武戦での杉谷いじりが始まりました。
「ただいま、内野も外野もベンチも守りますスイッチヒッターの杉谷拳士選手が、バッティング練習をおこなっております。どうぞご注目ください」「杉谷選手渾身の、全集中、それなりの打球は非常に危険です。練習中の打球の行方にくれぐれもご注意の上〜」
などの数々の名実況アナウンスが飛び出しました！
初めてアナウンスを聞いた時、思わず「ハハッ」と笑ってしまい、他にどんなアナウンスをしているのか非常に興味を持ちました！
こうやって見ているとウグイス嬢は、選手を声で盛り上げる素晴らしい存在だと皆さんも思いませんか？試合前の時間、ファンにとっても非常に有意義な時間になるのではないでしょうか？
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